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英語勉強法

数学のように英語の読み方を考える

 

読解の考え方をみにつけるにはどうしたらいいでしょうか。

私や私の教え子で東大、京大、医学部に上位で合格した生徒にはある本を使っていました。

英文解釈教室という本です。

私も大学受験の時はこの一冊だけ5周しました。あとは、センター試験用に英文法の問題集をしあげました。

それだけで、人生で、学術書、英字新聞を含め構文のわからなかったことはほぼありません。

ただ、考え方を体系的に身につけるには、「英文解釈教室」は非常に良い本ですが、難解すぎるのと時間がかかるのが難点です。「ビジュアル英文解釈」など簡単なものがよいでしょう。

「英文解釈の技術70」とか「富田の英語長文問題解法のルール144」も論理的英文解釈するにはよい教材です。

ほ とんどの受験生にとって、成績が上がらない大きな理由は、体系化が出来ないということです。数学のチャート問題集は、それぞれの問題の方針を示している点で優れているのですが、その方針があまりに大量過ぎて記憶するのが大変です。

また、入試問題を見たときにどの方針を使用すればいいか、思い出し、選択するのが非常に難しいのです。数学の出来る、生徒は解法の体系化を意識的、無意識的に行っているのです。体系化された考え方を、うまく生徒に伝えるのが、教師、家庭教師、予備校講師ですが、実際はほとんどの先生が出来ていません。

そのため、残念ながら、生徒は普段の勉強でそれぞれの解法の関連性を考えながら、意識的に解法を体系化しなければなりません。この作業は、難しく時間のかかるものですが、将来、研究したりビジネスをしたりする際に、色々な情報の中から必要なエッセンスを抽出し、足りていないものは何かを考える能力を鍛える上で、非常に有用な作業です。受験勉強で、そのエッセンスを独力で身につけるのは、大変ではありますが、有益なことでしょう。

但し、勉強時間が足りないとか、どうしても通りたいという人には、そんな余裕がないかもしれません。体系的最短解釈法を何らかの形(インターネットなど)で紹介していきたいと思います。

10前後の解釈公式でほとんどの英語は理解できるといっても、過言ではありません。あとは、単語と熟語を覚えれば、国公立医学部以外なら合格レベルに到達できるでしょう。

ただし、ある程度の国語力は必要です。センター国語で160の国語力は身につけるようにしましょう。

リスニング

リスニング力は養成するのに時間がかかるものの一つです。

音の周波数が異なり、子音が多く、日本語にない発音や音の連結などがあるのがその一因です。リスニング力をつけるには、基本的には時間をかけるしかありません。

練習時間に依存して成績が伸びます。また、リスニングの基礎体力として長文の速読力も重要です。早く読めないのに、スピードの速いリスニングが出来るはずがありません。

リスニングは配点が低く、得点率も大きな差がつかないため、過度に時間をかけるのは禁物です。しかし、将来国際社会で生きていくためには重要なスキルでもあります。受験だけにとどまらない視野で考えるとある程度力をつけておきたいところです。

リスニングのための勉強だと時間の無駄が多いので、速読力と単語力、長文力を同時につける学習をしましょう。

すなわち、英会話のような、誰でも知っている英語を聞くのではなく、知らない単語や構文、熟語のある文章をリスニングするのです。

有名なところでは、速読英単語があります。

速読英単語の文章を10回程読みこんだ後、復習時に英文を見ながら2回、英文を見ずに3回ほど聞きます。こうすることによって、リスニング力がつくだけでなく、復習にもなりますし、短時間で読む速読力も身に付きます。また、返り読みをせず英語を理解するトレーニングにもなります。

英作文に使えそうな短文を、英語を聞きながら同時に話すというシャドーイングも良い方法です。最初は短いですが、出来るようになると英作文力だけでなく、読解力も身につけることができるでしょう。

リスニングの勉強をリスニングの養成だけに終わらせずに貪欲に他の学力向上に役立ててください。

 

 

 

英語は左から右へ

リスニングが出来ない理由として、音が聞き取れないという要素以外に英語の語順で理解するトレーニングが出来ていないというものがあります。

 

 

日本語と英語は語順が違います。中国語など世界のほとんどの言語が主語→動詞→目的語という語順です。日本人の英語力(TOEFL)などの成績が、世界でも低い理由の一つがこの語順であると考えられます。

語順が違うために、日本語訳にするときに多くの人が、文の最後から戻って英語を訳します。右から左への目の動きです。しかし、この読み方では英語を早く読むことは決してできません。また、リスニングの時には、最後から最初に戻って聞けませんので、理解出来ません。そういうことがないように、普段から、左から右へ読む練習を普段からしておかなければなりません。

そのために英語の考え方として

  • 誰が と主語を見つけた後「何をしたんだろう?」と動詞を探します。その後目的語「~を」の部分を探す癖をつけます。細かい修飾語はわからなくても、誰が ~した ~をという流れさえ分かればまずOKです。
  • 「誰が」 や「~を」などの語(たいていは名詞相当語句)を修飾する単語は、大抵その後におかれます。関係代名詞や分詞、形容詞などです。名詞のあとに、どこにあるかなどの修飾語で、詳しくディテールを追加で説明していくのです。この流れを意識しながら右から左へ英語を読む習慣をつけると飛躍的に英語力が伸びます。

 

大量速読

単語を覚え、英文解釈力をつけ、右から左へ読む方法論をある程度みにつければ、後は慣れが必要です。日本語でも早く読む速読力を身につけた人は、大量に読書をしている人です。母国語でない英語を早く読むためには、構文の把握、単語の意味変換などを素早くできるようにすることが必要です。そして、そのためには大量の英語を読む必要があります。

英語を大量に読めば読むほど、速読力、単語力、構文力が向上します。また、単位時間あたりの勉強量が増え、やればやるほど短時間で勉強が進むことになります。

速読する文章は、センター程度の英語や、速読英単語ぐらいのレベルがよいでしょう。

入試直前は志望校レベルの問題を沢山解くようにしましょう。

また、速読しながら個々の文だけでなく、文章全体の大意をつかむ練習をしましょう。

英語は、最初の段落あるいは最後の段落に要旨が含まれていることが多いです。

この段落は例、この段落は理由根拠、この段落は導入、この段落は要旨など段落ごとの関係を考えながら読むと文章の理解力がかなり向上しますので、意識して取り組んでください。

 

英作文 英会話

 英作文と英会話はリスニングと同様成績を伸ばすのに時間がかかる分野です。一方で、将来英語を使う可能性の高い現代社会では、受験という狭い視野ではなくある程度伸ばしておきたい科目です。

伸ばすのは難しいと書きましたが、平均レベルの構文力、英文法と単語力があれば平均点程度までのばすのはそんなに難しくありません。

まず、英作文は英借文です。知っている英語表現を借りて変形して、英語を作ります。決して自分で最初は作ってはいけません。語法や不自然な表現を使う可能性が高いからです。

また、文法の間違いも犯しやすくなります。ある教授によれば、英文法と語法のミスでほとんどの生徒は、配点の半分以上を減点されているそうです。文法ミス、語法ミスをしないように、記憶している英文を変形して英文をつくるのが基本です。

どんな英作文の問題が出るかわからないのに、それに対応した英文を記憶できないという人もいるかもしれません。しかし、記憶する英文はそんなに多い必要はありません。少ない英文の記憶で済ますには、問題文の難解な日本語を、英訳しやすい日本語に変換する和文和訳の能力が必要です。

英作文の問題は、訳しにくいように難解な日本語が書かれています。その内容をかみ砕いてより分かりやすい日本語に直し、それから英語に訳します。

 

コツは

長い日本語を、短い短文2つから4つに分解する。

細かい修飾語などは省く

細かいニュアンスにこだわらないが、大意は含まれるようにする

などです。

和文和訳と英借文を意識して英作文を練習しましょう。

 

 

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